HAPPY★KANON

 

第23話

 

 

 

 

 

 

 

「せっかくだからみんなでゲームでもしませんか?」

さつきママの技から開放されて体をほぐしていると突然、栞が言い出した。

「ゲーム?」

「はい、せっかくこうして皆で集まってるんですから場を盛り上げるのにも交流を深めるのにもちょうどいいじゃないですか」

「そうねぇ・・・ただ話すだけっていうのも勿体無い気がするしいいんじゃないかしら」

「特に反対する理由もないわね」

やよいママと香里はそこはかとなく同意。

「ハイハーイ!うづきも大さんせーい!」

うづきママはもちろんノリノリ。

「ふっふっふ、面白れぇ・・・・受けて立とうじゃないか!」

さつきママ・・・・なにか勘違いしてませんか?別に決闘を申し込まれたわけでもあるまいに。

「他のみんなは?」

「面白そうですね、むつきも賛成です」

「・・・・・異議なし・・・・です」

「ふふふっ・・・・ちょうどいいわ。格の違いっていうものを教えてあげる」

「みなも全然オッケーだよ♪」

みんなやる気満々だった。

おまけにわが妹の約一名は絶対に何か勘違いしていると思われる。

突っ込むだけ時間の無駄なのはわかってるのであえて何も言わない。

「それじゃ、決まりだな。で、栞。ゲームって具体的に何をやるんだ?」

「え?えーと・・・・・」

みんなの視線が栞に集中する。

「栞・・・・あなた、まさか」

「・・・・・何も考えないで勢いでいったな?」

「え、あ、あははー。こ、これからみんなで考えればいいじゃないですかっ」

「所詮、貧乳の浅知恵ってとこかしらね・・・・・・」

ボソッと咲耶がつぶやく。

だが、栞の耳にはそれはしっかり届いたようだ。

ピシッと二人の間の見えない火花が散った・・・・・・・・・・・・ような気がする。

「それじゃあ、咲耶さんには何かいいアイディアでもあるんですか?是非、お聞きしたいですね」

「そうねぇ・・・・・・」

そういって辺りを見回してると思ったらいきなりこっちに視線を向けられる。

「お兄様、何かない?」

おもわずこけそうになった。

えへへ、と照れ笑いでごまかす咲耶。

それを横目で栞が鼻で笑い飛ばしたような気がしたが、咲耶は無視を決め込んだようだ。

「・・・・・・・・・あのな」

「じゃ、プロレスタッグマッチはどうだ!」

「そんなのさつきちゃんしか楽しくないじゃない!!」

「五箇条先生の独壇場になりそうだからそれは却下かな・・・・」

「ううっ、祐一、お前までそんなこというのか!?」

「はいはーい、お兄ちゃんバスケとかどう?ちょうど人数もぴったりだよ」

「・・・・・ボールとゴールは?」

あたり一面コートはおろか何もない原っぱだ。

「あ、そっか・・・・・・」

シュンとなるみなづきだが、トントンと俺の肩を栞が叩く。

「ん?」

「バスケットボールならありますよ?」

そう言う栞の手の上には確かに一個のバスケットボールがあった。

「栞・・・・それ、どこから出した?」

「ポケットからですけど?」

ありえないことをサラッと言われた。

どう考えても栞のポケットにバスケのボールなんぞ入るスペースないぞ。

「どうかしました?」

「やっぱり四次元ポケット?」

「そんなこという人嫌いです」

何故拗ねる?

「相沢くん、世の中には知らないでいたほうが良いこともあるのよ・・・」

香里にポンと肩に手を置かれ諭されてしまった。

「微妙に理不尽な気もするが・・・・・ゴールは出せないのか?」

「流石にそれは無理です」

笑顔で否定される。

「ボールだけあってもゴールがなきゃ無理だな」

「残念です・・・」

一つでもあれば3 on 3ならできるのに。

「ゲームするのはいいけどこうに何もないとな・・・・・」

場所的な広さは充分だが、遊ぶ道具とか何もないとどうしようもない。

 ツンツン

「ん、何?きさ・・・じゃなくて二ノ舞先生」

「こんなことも・・・・あろうかと・・・・準備してきました」

何処からともなく手のひらに乗るぐらいの大きさの箱を取り出すきさらぎ。ママ

「・・・・・・一応、聞くけど準備ってなんの?」

なんとな〜く嫌な予感がする。

ほかのみんなも同じ気持ちなのか、少し顔が引きつってる。

「・・・・・・これです」

ポチッ

説明もなく箱についた一つのボタンを押す。

一瞬の静寂。

「・・・・・・・何も・・・・起きなってうわっ!!」

何も起きないと思ったのも束の間。次の瞬間には皆の短い悲鳴と共にあたり一面が閃光に包まれる。

「な、何?」

光が収まって目をそーっと開く。

そしてそこには今までその場所になかったはずのものが存在していた。

「・・・・・・お兄ちゃん、これ何?」

「・・・・・・さぁ、なんだろうな」

それは是非とも俺が質問したいところだ。誰か教えてくれ。

他のみんなも呆気に取られて声も出ない様子だ。

眼前には大きなアスレチックのようなものが立っていた。

つーか、これ学校の体育館よりも全然大きいぞ。

「…名づけて…ドキドキタッグバトル専用アスレチック3号……です」

「あはは・・・・・・きさらぎさん、一応説明してもらえるかしら?」

乾いた笑いを浮かべながらやよいママが尋ねる。

こんなものをどうやってこの場に出現させたのかはもはや突っ込む気はないらしい。

そもそも3号って。1号と2号の存在が非常に気になる。

「はい…ルールは簡単です…二人一組でチームを組み…それぞれ別の入り口から入って先にゴールにたどり着いた人が勝ち…です。
 ところどころに中継地点で他のチームと対戦し…勝ったチームのみが先に進めるというルールです」

「わー!なんだかとっても楽しそーっ!うづきワクワクしちゃうなっ!」

「ふふん、中々おもしろそーじゃねぇか。燃えるぜっ!!」

うづきママやさつきママだけでなく他のみんなも乗り気のようだ。

「二人一組って言ったけど、きさらぎさんも参加するのよね?」

「いえ…わたしは外部から制御を担当しなければなりませんから今回は不参加です…」

やよいママの言葉にきさらぎママは無表情に答える。

「でも、それじゃ人数が合わなくなっちゃうわよ?ねぇ、祐一くん?」

「えーと?」

言われて辺りの面子を見回す。

「まず俺にみなづきに咲耶、美坂姉妹二人にきさらぎ先生を除く先生たちが4人で・・・・9人かな」

「うーん、それじゃ一人あぶれちゃいますね」

「それは…盲点でした…」

むつきママの言葉に気落ちしたようにきさらぎママがうなだれる。

う〜ん、せっかくこんな大掛かりなものを用意したのに振り出しに戻ってしまったような気がする。

っていうかこれちゃんと片付けられるんだろうな。

「ねぇ、みなづきちゃん今何時?」

「うん、と・・・午後1時過ぎたところだよ」

「と、いうことはそろそろ約束の時間のはずよね?」

「うん、もうその辺りで出番うかがってるんじゃないかな」

俺が改めて思案していると、みなと咲耶の二人が何かコソコソ話していた。

「約束とか・・・出番とか・・・何の話だ?」

「それはヒ・ミ・ツ

「っていうか、すぐにわかると思うよ♪」

二人の意味深な発言に首をかしげるのは俺だけでなく、美坂姉妹もママたちも不思議そうな顔をしている。

「はーい、皆さんこっちに注目ーっ!」

パンパンと手を叩いて咲耶が皆の視線を集める。

「何なんだよ・・・・・」

「それはね・・・・・・」

俺の呟きと同時に背後で人の声と気配。

「こういうことっ!!」

「うわぁっ!?」

いきなり抱きつかれて羽交い絞めにされる。

「やっほー!久しぶり!!祐ちゃん

「「祐・・・・・」」

「「「「ちゃん!?」」」」

美坂姉妹とママたちが同時に声を出す。あなた達息バッチリですね。

「その呼び方ははづき姉かっ!?」

「あったりー♪」

俺が後ろを振り向くと、はづき姉が昔と変わらない笑顔で二カッと笑っていた。

「祐ちゃん、ちゃんとあたしのこと覚えてたんだね、偉い、偉い♪」

「そりゃ、なぁ・・・・」

俺がはづき姉のことを忘れることなんて有り得ない。

施設に入って誰にも心を開けずに居た俺を孤独から救い出してくれたのはこの人だ。

年上のこの人は俺を弟のように接し、後から施設に来たみなや咲耶も実の姉妹のように接してくれた。

もしこの人がいなかったらきっと俺は今も一人きりだったろうし、みなや咲耶とも今の関係を築けなかったはずだ。

「俺が・・・・・・はづき姉のこと忘れるはずないじゃないか・・・久しぶり・・・はづき姉」

そう。はづき姉が施設を出たのは2年前。

それからはづき姉とは全く会う機会がなく、2年ぶりの再会だった。

「うん、ひさしぶり!」

そういってようやく羽交い絞めにしていた手を放してくれたと思ったら今度は正面から抱きつかれた。

はづき姉は身長が高く俺と同じくらいあるので自然とお互いの肩に顔を乗せるような体勢になる。

「ふふ・・・・元気にしてた?」

「ああ・・・・見てのとおりだ。そっちも元気そうで何よりだ」

そのまま二人無言で再会の余韻に浸る。

「あの〜、私たちおもいっきり置き去りなんですけど・・・」

栞の申し訳なさそうな声に我に返る。

「あ、わ、悪い。え、と、紹介するよ」

と、思ったらはづき姉は先に自分から自己紹介を始めてしまう。

「どーもー、八桜はづきです。うちの祐ちゃんがいつもお世話になってるようで」

「って!2年ぶりの再会のくせしてそーゆーこと言うか!?」

「あははっ、その突っ込みの早さは相変わらずだねぇ。おねーさんも安心したよ」

「だあぁっ!いつまでもガキ扱いするなよっ!っていうかいい加減放せっ!」

俺の体はがっちりとはづき姉にホールドされたままである。

さっきまでは再会の余韻に浸っていたがこう体が密着してると、その、はづき姉の胸の感触とかモロでこう色々アレで
嬉しいような困ったような状況で何がなんだか何だよっ!

「あははっ」

だが、はづき姉はそんな俺の様子を心底楽しんでいるようで、俺の体をホールドした手をまったく緩めない。

変わってない・・・・昔とちっとも変わってない。

2年ぶりとはいえ、以前とまったく変わらないやりとりに戸惑いながらも安心してしまう。

「ねぇ・・・・もしかしてはづきって・・・・・・あの八桜はづき!?」

香里が信じられないっていった顔で聞いてくる。

「ん?」

よく見ると栞もママたちも呆然とした表情ではづき姉を見ている。

ああ、そういえばはづき姉は有名人だっけ。

俺にとってのはづき姉は家族の一人というイメージだったが、世間一般はまったく別のイメージを持ってるんだっけ。

「八桜はづきって・・・・・あの」

言葉を詰まらせたうづきママが突然歌いだす。

「素直だーけじゃ まーだ 足ーりない♪ あの空へー 腕ーを伸ーばして♪」

いつ着替えたのかは謎だが服も変わってる。いつも持ち歩いてるのだろうか。やっぱりこちらも謎だった。

「で、有名なあの歌手の八桜はづきでしょ!?」

「お、あたしも有名になったもんだねー。祐ちゃんともどもよろしくね」

実際は有名なんてもんじゃない。はづき姉は歌手の世界でもトップクラスの人気を誇っているのだ。

街中を歩いていれば自然とはづき姉の歌も聞こえてくる。

「わ、わたし大ファンなんです!サインお願いします!」

「栞・・・・その色紙どっからだした?」

「ポケットです」

はづき姉に色紙とマジックを渡すとこっちを見てキッパリ言った。

「・・・・・・・・・・」

どう考えても四次元ポケットだ。

「そんなこと考えてる人嫌いですっ」

「人の心を読むなっ!」

「うふふっ、祐一くんは考えてることが顔に出てるのよ」

やよいママにやんわりと諭されてしまった。

「・・・・・・うぐぅ」

「あのっ祐一さんとはどういう関係なんですかっ!?」

珍しくむつきママが大きな声を出して聞いてくる。

「どうって・・・・・あ、そこんところは言ってなかったけ」

「はづき姉は大雑把過ぎるんだよ・・・・えーっと、簡単に言えばみなや咲耶と同じように姉弟として育った仲ってとこかな」

って待て。

慌ててみなと咲耶の顔を見ると二人ともしてやったりという顔をしている。

もしかして・・・・・。

「謀ったなっ、シャアッ!?」

「えへへー」

「んふふーっ、ごめんなさい、お兄様。お兄様をびっくりさせようと思って、最初から3人で計画してたの

はづき姉もようやく俺の体から離れ、してやったりと言う顔でニヤついている。

「くそぅ・・・・やられた」

オーバーアクションで悔しげなポーズを取る。

実際かなり悔しい。くうっ、俺だけが知らされなかったとは。

「まぁまぁ、そう落ちこまない、落ち込まない。祐ちゃんだってあたしがせっかく遊びにいったらもう、施設から出ちゃってるんだもん」

「そうそう。ちょうどお兄様が施設を出た日にはづきちゃんが来るんだもん。二人して間が悪いというかなんというか・・・」

「いきなり連絡もなしに訪ねてくるはづき姉に責任はないのか・・・・?」

「それで、みなと咲耶ちゃんが今回のことを計画したんだよねー♪」

俺の疑問はさらりと無視された。

「そういうこと。ごめんねー祐ちゃんそういうことなの」

「やったね、咲耶ちゃん♪」

「うん、バッチリね、みなづきちゃん♪」

ああ、くそっ。こいつらの思惑通りに進んでしまったことがとても悔しいぞ。

「さぁさ、いつまでも落ち込んでないで。あたしにもこの人たちのこと紹介してよ♪」

はづき姉が俺の手を引っ張って立ち上がらせる。

「はいはい・・・・・」

そんなこんなで一通り美坂姉妹とママ先生たちの紹介をしていく。

「あのさ・・・・先生たちのことは・・・」

はづき姉に小声で話す。

「うん、みな達からちゃんと事情聞いてるよ。大丈夫、他の子たちに話したりしないから」

「なら、いいや」

「二人で何の話?」

俺とはづき姉の会話が気になったのか香里が口を挟んでくる。

「秘密だ」

「それじゃ、わたしも秘密」

「何が?」

「秘密」

意味ありげに微笑む香里。

「・・・・ま、いっか。さて、人数も揃ったことだし、二ノ舞先生のアトラクションに挑むとするか」

本当は物凄く気になるがここでそれを言ってしまうと更なる敗北感を味わうことをなるのであえて口にはださない。

「・・・・・そう、あっさりと返されると面白くないんだけど」

「ふっ、俺がやられてばかりだと思うなよ」

相沢祐一本日の一勝目。

「それでどうやって組み合わせを決めましょうか?」

首をかしげるむつきママも可愛い・・・・とは思うのだが、どことなくプレッシャーを感じるのは俺の気のせいだろうか。

「私がお兄様と組む!」 「わたしが祐一さんと組みます!」

同時に声を上げる咲耶と栞。

互いにけん制をし合うようにキッとにらみ合う。

「おーい」

完全に周りを置き去りにしている。どうしてこの二人こんな相性悪いかなぁ?

まるで犬と猿だな。どっちがどっちかは想像にお任せしよう。

こんなことを口に出したらおそらく俺はこの世から消されてしまうので間違っても口には出さない。

「ペアに分けるだけから公平にくじ引きでいいんじゃないか?話し合いじゃ絶対に決まらなさそうだし」

やよいママの提案に頷く。

「それがよさそうですね。栞も咲耶も文句ないよな?」

「えー」「うー」

あからさまに不満そうだった。

「咲耶」 「栞」

「「はぁい・・・」」

それぞれの姉から同時に名前を呼ばれ渋々承諾する二人。

この二人ってもしかして似たもの同士なんじゃないだろうか。

「それでは…どうぞ…」

スッときさらぎママが手を差し出してくる。

その手の中には10本の棒が握られている。

「・・・・・きぃちゃん、いつの間にくじ引きの用意まで・・・・・」

「こんなこともあろうかと…最初から準備しておきました…」

「そんなんあるなら初めから言ってくれ・・・」

「ちょっと待ったぁっ!!」

俺がそれを引こうとしたところでさつきママが止める。

「どうしたの、さつきちゃん?」

「いや、ただ勝負するんじゃ面白くないだろ?どうせだったら賭けないか?」

「賭けるって・・・・何を」

「勝ったチームは負けたチームになんでも命令できる!もちろん敗者はいかなる命令でも聞かねばならない!ってのはどうだ?」

「面白そうね。いいんじゃないかしら」

「うづきもやるやるー!そのぐらいのほうがスリルあっていいもんねっ!」

「わたしも賛成です」

「お姉ちゃんと同じです」

「みなも異議ありませーん」

「ふふーん、勝負事なら負けないよー」

「お兄様、問題ないわよね?」

「まぁ、みんながそれでいいってんなら」

俺一人だけ反対するわけにもいかないだろう。条件はみんな同じだしな。

「むつ・・・一文字先生もいいですよね?」

「え?あ、はい。もちろんです」

「?」

やっぱ、さっきからむつきママの様子がおかしい様な・・・・。

「んじゃ、決定だな。よーし!絶対に勝ち抜くぜっ!」

「ふふっ、これに勝てばお兄様とあーんなことやこーんなことも・・・・うふふっ!」

「勝ったら祐一さんと二人だけで・・・・・うふふ」

「ふふっ・・・・名雪や栞には悪いけど・・・・・」

「勝ったら祐一くんとたっくさんコスプレさせて遊ぶんだーっ!!」

今更ながらにとんでもないことに賛成してしまったような気がする。

一部、俺にとって物凄く不都合なことを命令してきそうなオーラが立ち上ってる。

(絶対に負けられない・・・・・・・!)

俺は心にそう誓った。

「んふふ・・・みんな燃えてるわね。これも青春よねー」

やよいママはまるで人事のように達観していた。

「ところで祐一さん?」

「はい?何ですか、一文字先生?」

「いつまで、その手を握ってるんですか?」

「え?」

右手をあげる。

なぜかはづき姉の左手も一緒に上がる。

「「・・・・・・・・」」

「おお!?」

「あはは、ごめんねー。さっきからずっと握りっぱなしだったわ」

てへ、と舌を出して謝るはづき姉。

さっき、引っ張り起こされたときから握りっぱなしだったのか。全然気づかなかった。

「とーっても仲がよろしいんですねー」

いつものむつきママの笑顔からとてつもないプレッシャーを感じる。

「あ、あはは・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・もしかしてさっきからむつきママの様子がおかしかったのはそのせいですか?

 

 

 

 

そしてくじ引きの結果。

 

祐一・むつき

うづき・さつき

みなづき・香里

やよい・はづき

咲耶・栞

 

 

 

 

 

次回、バトルロイヤルの幕が切って落とされる

 

 

 

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 つーわけで2ヶ月ぶりのハピカノです。ごめんなさい。ほんと、時間かかりすぎです。

あまりにも時間かけすぎてまだ見てくれる人がいるのかどうかかなり不安だったりすのですが・・・。

 で、本編のほうは相変わらず無理のある展開ながらもはづきの登場です。

個人的には結構お気に入りのキャラではありますが、TVとか原作では割と出番が少なくて悲しい限りです。

一番人気のみなづきは結構出てるんですけどねぇ・・・。FAINALでは出番あるんでしょーか。